洗面台のデザイン①
2024.05.23
こんにちは。毎日の身支度に欠かせない洗面台。毎日使うからこそ、「もうちょっとこうだったらいいのに…」など収納や使い勝手に不満が出てしまうことはありませんか?
そこで今回は、さまざまな洗面台の設計アイデアや機能をご紹介します。

■広いカウンター
広めのカウンターを設置することで、洗面所での作業が快適になります。朝の忙しい時間や、夜みんなが使いたい、子供と並んで使いたい、など横幅を広くとって家族が並んで使いやすい洗面台にすることができます。
メリット:複数人が同時に使用したり、洗面台で作業をしたりするときにストレスが少なくなります。
デメリット:スペースが必要なので、設置場所の面積に余裕がある場合に限られます。
■ダブルボウル
家族が多い場合や朝の忙しい時間帯に便利なダブルボウルを設置します。2人同時に使えるので、混雑を避けられます。
メリット:同時に使用できるため、時間の効率が良くなります。子供用や簡単な洗濯用、など使い分けも可能です。
デメリット:設置スペースが必要で、配管やコストがかかることがあります。

■洗面台を二か所へ設置
玄関近く(帰宅時や来客用)と脱衣場(家族用)など、動線に添って洗面台を2つに分けて設置することで、それぞれの用途に応じたスペースを確保することができます。
メリット:家族用には収納力のある広めの洗面台を、来客用にはシンプルで清潔感のあるコンパクトな洗面台を設置することで、どちらも快適に利用できます。家の中を清潔に保つこともできます。
デメリット:動線をしっかりと考えたうえで配置する必要があります。また、追加設置のための費用もかかります。

■収納スペースの工夫
キャビネットや引き出しを多めに設けて、洗面用品やタオル、掃除道具などをすっきり収納できるようにします。特に、鏡の裏を収納スペースにするミラーキャビネットは収納そのものを隠すことができるためオススメです。
メリット:散らかりやすい小物を整理整頓しやすく、洗面所がいつもすっきりと保てます。
デメリット:収納スペースが多すぎると扉や引き出しだらけになったり、逆に使い勝手が悪くなったりしてしまう場合があるので、バランスが必要です。
■照明の工夫
間接照明やLED照明を取り入れることで、洗面台周りの明るさを調整できます。特に、鏡の周りに照明を配置すると、影ができにくくメイクや髭剃りがしやすくなります。
メリット:視認性が向上し、作業がしやすくなる。おしゃれな雰囲気も演出できます。
デメリット:照明の設置にはコストがかかる場合があります。

■鏡の工夫
大きな鏡や三面鏡など身支度に便利な鏡を設置することもオススメです。曇り止め機能のある鏡もありますよ。
メリット:視野が広がり、複数人が同時に使用できる。曇り止め機能がある鏡を設置すると快適さが増す。
デメリット:大きな鏡は取り付けが難しい場合がある。
■高機能水栓
自動水栓や温度調節機能付きの水栓を設置することで、使い勝手が向上します。
メリット:便利で衛生的、節水効果もあります。
デメリット:高機能な分、コストが高くなることがあります。

洗面台の設計は、家族構成やライフスタイルに合わせた工夫を取り入れることが大切です。また、配管や規格についても注意が必要です(特にリフォームの場合は、現状の配管位置やスペースを確認し、無理のない範囲で設計する必要があります)。
そして、デザイン面で重要になってくるのが洗面台の素材です。
次回のブログでは洗面台やボウルのさまざまな素材について、それぞれメリット・デメリットをお伝えしたいと思います。ぜひ楽しみにお待ちください♪
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