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「ヌック」で過ごす、くつろぎ時間

「ヌック」で過ごす、くつろぎ時間

2024.05.14


こんにちは。
突然ですが、みなさまは「ヌック」というものをご存知でしょうか? 今回の記事では、近年SNSをはじめとして注目されつつある「ヌック」のことをご紹介したいと思います。

 

 

 

 

ヌックとは「空間の一部を区切ってできる小さなスペース」「居心地のいい小ぢんまりとした場所」のことで、スコットランド語で建築様式をあらわすneuk(ヌーク)が語源です。

ドアなどは設けず、壁面の窪みや間仕切りなどを活用して、「お籠りスペース」とするのがヌックです。こだわりの寛ぎ専用スペースとして、また、デッドスペースの利活用として、近年人気があります。

 

  

 

 

 

・お香を焚いてリラックスできる場所に

・読書専用のスペースに

・好きなインテリアやアートを飾る

・趣味の専用スペースに

・ペットとの遊び場に

 

上記以外にも、活用方法はさまざまです。最近ではデジタルデトックス(デジタル機器と距離を置いてストレスを軽減する試み)のためにヌックを活用する方も増えているようですよ。

 

 

 

 

ライフスタイルやヌックでの目的によりヌックを設ける場所はさまざまです。廊下の真ん中、階段の踊り場、キッチンの横、階段下、リビングの一角など、どこでどのような自分時間を過ごしたいか、しっかりと決めたうえで設計に組み込む必要があります。

また、「隣接する他の空間とは異なる空間」を演出するため、小上がりのようにしたり、照明を変えたり、床材や壁紙を変えると、より「お籠り」感がアップするのでおすすめです。 

 

 

 

 

  

 

 

趣味や好みを詰め込んだスペースで、リラックスをすることができるヌック。お家の中のスペースを有効活用し、手軽に個性を出しやすいものの、もちろんデメリットもあります。

 

①狭さにより家具の制約がある
広いスペースを設ける場所ではないので、本棚や趣味用の棚や机、椅子など、家具を選びます。

 

②通気性や採光性を考慮する必要がある
設計する場所によっては窓を設けることができないため空気が悪くなりやすいほか、明るさを確保しづらい場合もあります。

 

③費用がプラスになる
デッドスペースを活用する場合であっても、ヌック用に出入り口を工夫したり、床に段差をつけたり、天井の高さを低めにしたり、特別感を演出するために施工費用が増えることがあります。

 

 

 

 

 

家族構成やライフスタイルにより、「ヌックではなく収納スペースにした方がいい」「廊下の突き当りはヌックにした方がより素敵なスペースになる」など、さまざまな面を考慮してヌックを設けるかどうかを決める必要があります。

 

「こういう空間を設けたい(作りたい)」「これがやりたい」など家づくりに関する夢や希望がありましたら、ぜひご相談ください。当社ではお客様の満足にどこまでもこだわります。

 

 

今回もお読みいただき有難うございました!

 

 

 


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