洗面台のデザイン②
2024.06.10
こんにちは。
先月の記事では洗面台の設計アイデアや機能についてお伝えしました。
そして、その設計や機能に大きく関わってくるのが素材です。マイホームを建てるとき、リフォームを考えるとき……カウンターや洗面ボウルの素材にこだわることで、洗面スペース全体の雰囲気はガラリと変わります。
そこで今回の記事では、水場である洗面台によく使われる素材についてメリット・デメリットを一覧にしてみました。

●セラミック(陶器)
◎ 傷がつきにくく、高級感があり、掃除が簡単
× 衝撃により割れることがある
× 他の素材に比べて重い

●ステンレス
◎ 錆びにくく、雑菌が繁殖しにく
◎ クールな印象になる
× 指紋や水垢がつきやすい

●アクリル
◎ 色や形のバリエーションが豊富
◎ 継ぎ目がないため水漏れしにくい
× 傷がつきやすく、熱に弱い
●天然石
◎ 天然の模様が美しく、高級感がある
◎ 硬く、耐久性が高い
× 石なので非常に重い
× 他の素材に比べて高価

●木材
◎ 見た目の温もり、やさしさがある
◎ 加工が容易
× 水に弱いため定期的な防水処理が必要
× 傷がつきやすい

●ガラス
◎ 透明感があり洗練された印象がある
◎ 汚れがつきにくく、掃除が簡単
× 割れやすい
× 比較的高価

いかがでしたでしょうか?
作りたい洗面台の雰囲気に合わせた素材を選ぶことは大切ですが、良い面もあれば手間や費用面の問題が出てくることもあります。また、素材だけでなくカウンターの広さ、洗面ボウルの形状(丸、楕円、四角など)、大きさや深さ、色味、蛇口の形状など、ひとつ変えるだけでも印象は違ったものになります。

「こういう洗面台が好み」「こんな雰囲気にしたい」など、ご希望のイメージがありましたらぜひお話ください。また、イメージが固まらなくてもお好みの雰囲気の写真や置きたいインテリアの写真などをお持ちいただければ、弊社からさまざまなご提案をさせていただきます。
逆に「あれもこれも良すぎて決められない…」という時も、全体の設計やライフスタイルに合わせて、豊富な経験と多角的な視野でお客様の悩みに向き合います。いつでもお気軽にご相談ください。
今回もお読みいただき有難うございました。
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